小判には驚くほどの価値がある


古銭と聞いて思い浮かべるのは和同開珎や小判のような貨幣状のものだと思います。現在は使用できない貨幣ですがコレクターにしてみればとても価値のある物で、驚くほどの高値がつくこともあります。もしかしたら自宅に眠っているかもと思い探していると、百円札のような古いお札が出てくることがあると思います。古いものだし、古銭としての価値があるんじゃないかと期待してしまいがちですが、実はこのようなお札は古銭に入らないのです。なんとコレ、現役で使用できる紙幣なのです。価値も額面通りの100円で、未使用などの特殊な場合以外は古銭としての特別な価値が付加されることはないようです。ちょっとがっかりしてしまったかもしれませんが、印刷されている絵をよく見てみるのも悪くないと思います。 百円札といえば、表に立派なヒゲを蓄えた板垣退助と裏に国会議事堂が印刷された物が有名だと思います。土佐藩(高知県)に生まれた板垣退助は自由民権運動を主導し「板垣死すとも自由は死せず」の名言を残した偉人です。彼は運動の中で国民の意志が政治に反映されるよう、国会を開くように主張し続け結果として裏に印刷されている国会議事堂を開くきっかけを作りました。国会議事堂は百円札と同じく現在でも現役で使われています。 プレミアが付いているわけではないと知り残念に思う方が居るかもしれませんが、お札一枚に偉人の偉業が凝縮してあるのです。もし、他にもお札を見つける事がありましたら、そこに描かれている人物と絵について調べてみるとまた違った発見があるのではないかと思います。